イタリアングレーハウンド イタリアングレーハウンド(イタグレ)ブリーダー パピーズママ・ブリーダー
「イタリア・ルネッサンスの誇り」と言われるイタリアングレーハウンドは、16世紀のイタリアを中心とする南ヨーロッパ、トルコで絶大な人気を集めました。
著名な王侯貴族の肖像画や壷、花器などには頻繁にその姿が描かれています。
容姿や身のこなしはとても優雅で、ビクトリア女王のみならず、ローマ帝国の支配者や古代エジプトのファラオ、ロシア帝国のエカテリーナ女帝など、世界各国の王族たちを魅了しました。

小型のサイトハウンド(視覚獣猟犬)であるイタリアングレーハウンドは、同じ系統(サイトハウンド)の他の大型犬とよく似た特質を持ち合わせています。
走り回ったり何かを追いかけたりすることを好み、感受性が非常に強く、穏やかな性格で、見知らぬ人に対しては距離を置いて近づこうとしませんが、家族に対しては忠実で献身的に接します。
また、子供や他の犬やペットとも仲よくできる犬種です。
あまりにもおとなしいので、乱暴な犬や子供に怪我を負わされる場合さえあります。
控えめだが、愛情豊かで従順な犬種です。
感覚鋭敏で神経質な面もあるが、一方で温和で遊び好きでしつけやすい犬種です。
きちっとしつけをすることにより、おだやかで従順なペットになります。
落ち着いた家庭に対しては、ふさわしい家族の一員となるでしょう。
短毛種のため清潔で体臭も少ないことから、室内犬として飼育されます。

シュガーボーンと言われる過度に細く弱い骨質を持った血統がおります。
ほんの少しのダッシュや方向転換をしただけでも脚の骨折を引き起こす場合があります。
華奢で細身が身上のイタリアングレーハウンドですが、ドッグショーでの上位入賞だけを目的とした繁殖による極端な体形や骨格を持つ血統は避けなければなりません。
何より大切なことは健康なのですから。

また、極端にシャイな性格、おびえ症、怖がりを示すイタリアングレーハウンドの血統もあります。
攻撃性を持つ血統や、人や他の動物に威嚇する血統もあります。
性格から現れる気性ですから容易なことでは改善されません。
父犬、母犬の性格と良く似るケースが多いので、子犬を選ぶ際には血統や両親、兄弟犬を見学し確認すべきです。

インターネットの発達から知識を深く持った方が増えました。
カラー遺伝で注意すべきカラーの組み合わせをご存知な方も増えております。
イタリアングレーハウンドの持つブルー(g遺伝子/グレー因子)から多く寄せられるお問合せを紹介します。

ダイリューション劣性因子のホモ結合
Color Dilution Alopecia(CDA)と呼ばれる皮膚疾患を発症させる子がおります。
これは、生後半年から2、3年の間に発症すると言われております。
毛が抜け落ち、日焼けや寒さに過剰に弱い過敏性な皮膚症状を起こします。
部分発症から全身発症など、発症範囲の個体差は大きいと言います。
現状では有効な治療法は無く、抗生物質によって症状を和らげる程度しか効果は期待できません。
ただし、これはd遺伝子(ダイリューション因子)が起こす疾患であり、イタリアングレーハウンドの持つg遺伝子(グレー因子)とは遺伝子自体が全く違います。
イタリアングレーハウンドがColor Dilution Alopecia(CDA)を引き起こす理由は現在考えられません。
安心してくださって結構です。

ブルー・アイ(青目)
ダップル因子か、パイボールド因子により瞳の虹彩からユーメラニン色素が抜けてしまったことによる先天性奇形です。
ダックスフンドやシェットランド・シープドッグやダルメシアンなどで見受けられます。
ほぼブルー・アイの瞳には視力が無い、盲目な犬であるとお考え下さい。
ブルー・アイ自体は遺伝致しませんが、ブルー・アイを発現させた「ダップル」か「パイボールド」が強く発現してしまった個体ですので、聴覚障害、内臓疾患、脳障害の可能性も高く持っています。
その澄み切った美しく明るいブルーな眼はチャイナ・アイ(China eye)とも呼ばれておりますが、マール(ダップル)の遺伝子が瞳に現れた不完全な目であることを理解下さい。
ブルーコートのイタリアングレーハウンドの虹彩は光の加減で青目に見えることがあります。
イタリアングレーハウンド、ワイマラナー、ダックスフンドのブルーコート等を発色させるG(グレー)ルーカス、D(ダイリューション)ルーカスによるブルー・アイは関係ありません。
イタリアングレーハウンドには関係ないと思ってくださり結構です。

イタリアングレーハウンドは明るく温和で遊ぶことが大好きです。
足が速く、運動神経も良く、愛情深く、家族想い。
一方サイトハウンド(嗅覚とスピードで獲物を捕らえる)の特性である感覚の鋭さから、神経質な面も見られるため食欲の低下やパニックになりやすいところがあります。
飼育のポイントとして、寒さに弱いため室内飼育で室温管理が必要です。
また骨が細いため滑りやすい足元にも注意が必要。
ペット保険への加入は是非お勧めさせていただきます。

無駄吠えが少なく、抜け毛もあまりないことなどから人気が上昇中。
イタリアン・グレーハウンドは穏やかな性格の持ち主で、高い順応性を持ちます。ただ、若干内気なところもあり、見知らぬ人に対して距離を置くことがあります。しかし、飼い主に対してはとても愛情深く接してくれ、強い絆で結ばれることでしょう。
イタリアングレーハウンド
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