ドッグフードについて.1
ドッグフードって重要な問題なのです。

基本的には唯一の食料であること。

数多くの食材を摂取する人間とは違い、ドッグフードだけで体を作り、体力を付け、生きているのです。

サプリメントや栄養補助食品を添加しても基本はドッグフードですからレベルの低いフードを与えることは犬の全てにおいてマイナスに直結しているのです。

レベルの高いドッグフードとは、衛生面、安全面、カロリー、たんぱく質、繊維質、栄養素等全ての要素に対して高レベルにて管理されているフード。

ドッグフードの素材では、人の食べない家畜の部位(頭や内臓)を使用しているメーカーもあります。
規制も無いので、人の食べることは禁止させている変死や病死をした家畜の部位を使っているメーカーもあるそうです。
さすがに犬猫を素材として使っているフードは聞いたことございませんが、遺伝子組み換えのトウモロコシや大豆などは当たり前に使われております。
輸入フードによっては配送管理が悪く、品質の低下やカビの発生が起こってしまうフードも存在します。

恥ずかしながら以前、価格の安さに惹かれて低レベルのドッグフードを与え続けたことがございました。
輸入プレミアムフードに比べて、国内格安フードの価格は1/4〜1/8なんてものも多く出回っておりますもので。
結果は、全てのワンコが見る間に痩せてきて…
たかがフード程度の認識しか持っていなかったものですから、ここまで顕著に素早く変化が現れるなど思ってもおりませんでした。
サプリメントなどで栄養補助を行っていれば十分だという甘い認識も吹き飛びました。

素材の安全管理の軽視によって幾多のワンコが命を落としたり重篤な疾病に苦しんだ事件も発生しました。

アレルギーや皮膚病の一種はドッグフードにより引き起こるとも言われております。

完全自然素材を使った高級フードのみを与える方もおられます。
ご自分で選んだ素材で調理した食事のみを与える方もおられます。
様々なメーカーを試し続けている方もおられます。
ペット業者には「フードに凝りだすと限が無い」なんて言葉もあるほどです。

本来ならば、
個人で研究を重ね、
無農薬・無添加な食材を厳選し、
時間を掛け調理したものを与えることが良いのでしょうが・・・。

プロフェッショナル・ブリーダーを自負する私ですら時間と費用の問題で不可能な話です。
可能な限り、ワンコの体に良く、安易に購入でき、手軽に与えられ、価格の安いフードをチョイスすべきと考えます。

現在、私たちは「日本ヒルズ・コルゲート株式会社 サイエンス・ダイエット」を与えております。

特にプレミアム・フードの中でも最もメジャーであり、古くから知られ、ペットショップやホームセンターはもとより、動物病院などにも広く置いてあります。
日本の高級ドッグフードといえば「ヒルズ社のサイエンス・ダイエット」から始まったといっても過言ではないでしょう。
犬の餌なんて人間の残飯を与えていれば良いと認識されていた時代もわずか30年ほど前。
スピッツから始まり、血統書の付いた高価な犬を飼育するようになると犬専用のフードを購入するようになりました。
品質や栄養バランスを大して考慮せず、安価であれば良いという時代もありました。
室内飼育の小型犬が増え、番犬という立場から、ペット、コンパニオンアニマル、家族の一員であると人々の認識が変わるにつれ、価格よりも品質や栄養バランスを考慮したドッグフードを選択するようになりました。

メーカーや素材に付いて、良からぬ噂話も多く聞いております。
しかし、それぞれ意見や考え方の違う方々から発信される噂です。
犬種、大きさ、家庭環境、運動状況なども全て違う犬たちが食べるのですから、完璧にその子にあったフードがある訳ないのです。
その子にあわせて、量を変えたり、サプリメントなどを与えたり、補助食品を加えたりすれば良いだけのことと思います。
ドッグフードとして基本バランスが整い、私達一般家庭ではできない栄養素等を補うことができ、品質の良い安全なドッグフードを基本とすれば良いと思います。

振り回されていても限が無いと思います。

我が家がサイエンス・ダイエットをメイン・ドッグフードと決めている訳は、
・他メーカーに比べて格段のマイナス部分は見当たらないこと。
・一定の素材管理、安全管理、栄養管理は為されている。
・栄養バランスが整っている。
・品質が安定している。
・価格が突出していない。
・日本中のどこへ行っても同じ品を購入できる。

他ドッグフードと比較検討した結果、優良と判断致しました。


成犬には「メンテナンス」、子犬には「子犬用」の超小粒を与えております。

長距離の移動や子犬をお引渡しした際等は環境変化によるストレスで下痢を起こしやすくなっております。
更にフードを変えてしまうと…
そんな訳に行きませんので上記の理由を持って弊犬舎はサイエンス・ダイエット(小粒・幼犬母犬用)を子犬の里親様にもお願いしているのです。


                                       2014.10/1
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