専門家が教える子犬の選び方
専門家が教える子犬の選び方。
1.漠然と出結構ですから、一緒に生活したいと望むワンコを2〜3種考えて下さい。
2.書籍やホームページやブリーダーなどから、そのワンコの大きさや毛質、気性、性格、
運動量、鳴き声、欠点、弱点、人への友好性、他犬種への友好性、その他諸々
を出来る限り勉強して下さい。
15年間は生活を共にする家族のためと思い、ゆっくり時間を掛け、真摯にお調べ下
さい。
3.ご家族の同意、ご自宅のスペース、生活環境、鳴き声に過敏な家族・ご近所の有無、散歩の
可否、アレルギー体質を持つ家族の有無、飼育に掛けられる費用の有無、今後15年間に変
わるであろう家族構成(結婚で家を離れる、赤ちゃんが生まれる、家族が老齢となり犬の飼
育に携わることが出来なくなる)、引越しの可能性(マンションなどではペット飼育の可否
)などを考え、15年間は、その犬種と暮らすことが出来るかお考え下さい。
4.上記を考慮し、迎え入れる犬種を決めます。
5.信頼できるショップ、ブリーダーを探します。
電話やメールを使い、出来るだけ多くの会話を交わし、信頼出来て、納得できるショップや
ブリーダーを探します。
*知識の豊富な方。
*多くの生体を扱った経験のある方。
*対応が速く、言葉が優しく、丁寧な方。
*担当者が信頼できることは無論として、ショップオーナーや会社自体に安心が持てる所。
*出来たら1度でも、交配、出産、育児の介助をしたことがあり、最後の瞬間(死)まで見
届けた事のある方。
6.仔犬の確認をします。
今産まれているのか、出産予定はいつか?
母犬の性格、サイズは?
生体価格、ワクチン接種、血統書、送料など、他に掛かる費用は?
7.仔犬の引渡し方法を考えます。
可能な限り、最も仔犬に負担の少ない方法を考えましょう。
8.緊急時にも行くことの出来る、信頼できる獣医師を見つけましょう。
休診日、診療時間も確認します。
獣医師によっては、休日であろうと診察下さる方もおられます。
9.上記、全てを考慮し、わきまえた結果でしたら、後は「一目惚れ」!
目と目が合って、心が揺れ動いたのなら決めてしまいましょう。
犬は工業製品とは違います。
純血種といっても、個性も、見た目も千差万別。
同じ子は世界中探しても、1匹たりともおりません。
一目で気に入り、惚れてしまったのなら、その子を選ばないと後悔しますョ。
あなたと、赤い糸で結ばれているはずです。
「一期一会」「一目惚れ」「縁は異なもの味なもの」「赤い糸で結ばれている」…
どのような理由をつけても構いません。
きちんと学んだ結果購入を決めたとなれば、次はインスピレーションも大切になると信じて
います。