イタリアングレーハウンドは華奢で細身ながら、しなやかで無駄のない体つきと、伸びやかで長い四肢をもっています。
 
		被毛は細くなめらかな短毛で、密生していて光沢があります。
 
		フラットな頭と長い顔の表情には気品があり、ヘリコプターイヤーと言われる普段は後方に寝ている小さい耳も緊張すると半分立てて警戒を表します。
 
		
 
		イタリアングレーハウンドの滑らかな短毛はとても手入れが簡単です。
 
		コートの手入れは週2回ほど、体が汚れた時に固く絞った濡れタオルで拭いてあげます。
 
		シャンプーをするのでしたら月に1回程度。
 
		冬以外はドライヤーは不要です。
 
		バスタオルでよく拭いてあげてください。
 
		スキンシップをとる目的や血行を促進させるのを兼ねて、ラバーブラシなどを使って簡単なブラッシングを行うとなお良いでしょう。
 
		
 
		短毛ゆえ汚れも少なく、家の中でも抜け毛はあまり気になりません。
 
		爪切りは月に一回くらいで十分です。
 
		お散歩を欠かさずに行っていれば爪の伸びも遅くなります。
 
		
 
		
 
		
 
		特にイタリアングレーハウンド犬の場合、ご自宅でシャンプーはいかがですか?
 
		
 
		トリーミングルームに行くことは、気分転換にもなりますし、ワンコ友達も増えますし、店員さんともフレンドリーになれますし、ついでのお買い物も楽しいですよね。
 
		
 
		でも、思った以上に高額(小型犬でも\2,500-〜\4,000-程度)ですし、愛犬には大きなストレスが生じますし、お客さんのワンコからの感染症も心配です。
 
		
 
		意外と難しいと思っていますか?
 
		専門器具が必要と思っていませんか?
 
		なのでご自宅では無理とあきらめていませんか?
 
		
 
		
 
		実は簡単なんです!
 
		
 
		1.30分程度お時間の空いた暖かな日(冬でもお部屋が暖かければOK!)にしましょう。
 
		  ワンちゃんの体調をよく観察し、元気を見計らってくださいね。
 
		2.専用シャンプーをご用意下さい。
 
		  ペットショップ、ホームセンター等で販売しております。
 
		  犬種によってはリンスやトリートメントもご用意下さいね。
 
		3.簡単にブラッシングをしてあげて下さい。
 
		  長毛種でしたら、櫛で丁寧に毛玉をほぐしてあげて下さいね。
 
		4.温かめのお湯(人の湯温と同程度で問題ありません)で優しく丁寧にシャンプーをして
 
		  あげましょう。
 
		  お湯に慣れず嫌がったり暴れる子もいますが、優しく声を掛けて上げて下さい。
 
		  お風呂も何度か繰り返すうちに必ず慣れてくれます。
 
		5.目や耳の中にシャンプーやお湯が入ってしまっても心配ございません。
 
		6.特に、手先、足先、耳の内側、短吻種でしたらお顔のしわの中に汚れが溜まります。
 
		  指を使って綺麗にシャンプーで落としてあげて下さい。
 
		7.シャンプーが終わりましたら、僅かな泡も残さず、丁寧に濯いであげて下さい。
 
		  目や耳の中にシャンプーが入ってしまった場合でもジャブジャブお湯を掛けても問題 
 
		  ありません。
 
		  しっかり泡を落として下さい。
 
		8.臭腺(校門腺)は絞らなくて結構です。
 
		  素人さんが無理して力任せに絞ると、怪我をさせたり、痛がる元となってしまいます。
 
		9.専用(衛生面を考え)のバスタオルを作ってあげましょう。
 
		  しっかりと拭いてあげて下さい。
 
		10.ドライヤーで完璧に乾かして下さい。
 
		  熱風を嫌がる子もいますが風邪を引かせない為にもがんばりましょう。
 
		11.人間用の綿棒でかまわないので、お耳の中を拭いてあげて下さい。
 
		  見える範囲までで結構ですから、しっかりと汚れや水気を拭いてあげて下さい。
 
		
 
		
 
		これだけで終了です♪
 
		
 
		イタリアングレーハウンドとコミュニケーションをとりながら、幸せなドッグライフを過ごせます。
 
		
 
		ご主人様に甘えて嫌がるワンちゃんも多いでしょうが、慣れが肝心。
 
		愛犬の為ですから頑張りましょう。
 
		アルファー症候群の予防にも、愛犬に嫌なことをあえて体現させることも良いのです。
 
		必ず数回で慣れてくれます。
 
		
 
		シャンプーは、ご家族が気になった時に致しましょう。
 
		毛質や皮膚の保護の為に、月に数回とか週1回までと決めるプロもおります。
 
		私は、イタグレも生活を共にするパートナーなのですから、他の生活共同者(人間)が不快に思ったり、要望があるのでしたらいつでも入浴させてかまわないと考えております。
 
		毛質や皮膚にトラブルが起こる兆候を見つけたら、すぐに動物病院に相談するなり、シャンプーを控えれば良いと思います。
 
		
 
		シャンプーによって衛生に保たれ、皮膚病の予防になり、体臭はなくなり、アレルギーの原因たるフケや抜け毛も減ります。
 
		
 
		
 
		
 
		臭腺(校門腺)絞りや、爪切りはどうすれば良いのでしょうか?
 
		
 
		そのためにトリマー(犬の美容師さん)がいます。
 
		
 
		臭腺(校門腺)の絞り方って意外と難しいんです。
 
		半端な知識で無理をすると怪我をさせたり、痛がらせてしまいます。
 
		
 
		爪切りだって爪の中に通っている血管を僅かに切ってしまっただけでも出血するんですよ。
 
		一般のご家庭に止血剤なんてないでしょう。
 
		
 
		トリーミングショップに行って両方をお願いしても\1,000-〜\2,000-程度で済むはずです。
 
		ワンちゃんだって、短時間で飼い主さんの前での処置なら少しは安心なものです。
 
		1〜2ヶ月に1回程度、気になった時にお願いするだけで結構です。
 
		
 
		さあ、思い立ったら今からでもワンコと一緒にお風呂に入りましよう。
 
		知人宅では、旦那さんと一緒に毎晩お風呂三昧のワンコもおります。
 
		ワンコだってお風呂で温まると寛いで幸せそうです。
	
	
		イタリアングレーハウンド
 
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